左利きはずるい?？どうして？そこを深掘り!

左利きがずるい？どうして？

変ないいがかりはやめてほしいと

思った私は、やっぱり古いタイプの人間ですね。

ずるいって昔とはだいぶ違ってきているようです。

左利きはずるい？？

「ずるい」の意味が広がる

昔は「ずるい」と言えば、ネガティブオンリーでした。

しかも面と向かって言わず、陰口で叩かれていました。

もし面と向かって「ずるい」と言われたなら、かなりの

ダメージを受ける言葉です。（受けたなあ…）くわしくは

この記事の後半部でお話ししますので、もし興味があると

いう方はご覧ください。

左利きはずるいらしい

あるとき検索で「左利き　ずるい」というキーワードが目に

入りました。まったく意味が分かりませんでした。上位のい

くつかの記事を読んでみて、ようやく意味をつかめました。

自分より少し良いポジションにいる人に対して、うらやましい、

自分もそうなれたらなどの気持ちを表すことがある、と知りました。

ですから左利きをずるいと言う人は、右利きの人ということに

なります。左利きのなにがそんなに「ずるい」のでしょうか？

左利きはずるい ８つのポイント

左利きのどこがずるいのか、どんな点でそう感じているのか、

８つのポイントにまとめてみました。

１．左利きというだけで特別視される

２．スポーツで優位（特に野球・テニス・卓球など）

３．少数派なので目立つ　右利きとは違う動きで目につく

４．両手利きになりやすい

５．独特のアイディアや視点を持っている

６．天才肌で、努力もしないのに上手にこなす

７．あたりまえのことをしてもスゴイと誉められる

８．初対面でも左利きが話のネタになる

「そんなことはありませんよ」PART１

いえいえ、右利きさん。そんなことはない、と左利きから反論してみました。

1.左利きというだけで特別視される

そんなことはありませんよ。 左利きは、右利きと同じように普通の人間です。
特別視されることは、嬉しいと感じることもあれば、迷惑だと感じることも
あります。左利きであることは、個性の一つに過ぎません。左利きと右利きは、
互いに尊重し合うべきです。

2.スポーツで優位（特に野球・テニス・卓球など）

そんなことはありませんよ。 スポーツで優位になるのは、左利きであること
だけではありません。スポーツは、才能や技術や努力や戦略など、様々な
要素が関係します。左利きは右利きと同じように、スポーツに挑戦し、楽しみ、
成長することができます。左利きと右利きは、互いに切磋琢磨するべきです。

3.少数派なので目立つ　右利きとは違う動きで目につく

そんなことはありませんよ。 左利きは、右利きとは違う動きをすることが
ありますが、それは、目立つためではありません。左利きは右利きの世界に
生きるために、自分なりの方法を見つけています。左利きの動きは、左利きに
とっては自然で快適なものです。左利きと右利きは、互いに理解し合うべきです。

4.両手利きになりやすい

そんなことはありませんよ。 左利きが両手利きになりやすいというのは、一概には
言えません。左利きは、右手も使えるようになることがありますが、それは、必要に
迫られているからです。左利きは、右手でできることとできないことがあります。
左利きが両手利きになることは、簡単ではありません。左利きと右利きは、互いに
助け合うべきです。

5.独特のアイディアや視点を持っている

そんなことはありませんよ。 左利きは、右利きとは異なるアイディアや視点を持って
いることがありますが、それはずるいということではありません。左利きは右利きとは
違う経験や感性を持っているので、右利きが思いつかないことをひらめくこともある
でしょう。左利きのアイディアや視点は、右利きにとっても有益なものです。左利きと
右利きは、互いに学び合うべきです。

6.天才肌で、努力もしないのに上手にこなす

そんなことはありませんよ。 左利きは天才肌で、努力もしないのに上手にこなすという
のは、大きな誤解です。左利きは右利きと同じように、自分の得意なことと苦手なことが
あります。左利きの才能や努力は、右利きにとっても参照にすべきものです。左利きと
右利きは、互いに認め合うべきです。

7.あたりまえのことをしてもスゴイと誉められる

そんなことはありませんよ。左利きはあたりまえのことをしているだけで、特別なことを
しているとは思っていません。左利きは右利きと同じように、自分のやり方で生活して
います。左利きと右利きは、互いに尊重し合うべきです。

8.初対面でも左利きが話のネタになる

そんなことはありませんよ。 左利きは、初対面の人と話すときに、左利きであることが
話のネタになることがありますが、それはひとつの例えです。左利きは右利きと同じように、
自分の人格や趣味や夢などを表現したいと思っています。左利きと右利きは、互いに
コミュニケーションをとるべきです。

右利きこそずるい？

箸とペンは矯正されたとはいえ、一応左利きの一員であるsojiが右利きの

優遇されていると思える、５つのポイントを挙げてみました。

右利きはずるい 5つのポイント

1.商品の選択肢が豊富
日用品から嗜好品まで、多くの商品・パーツなどは右利きを基準に
設計・製造されています。そのため、右利きの人は自分に合った商品を
すぐに見つけることができます。

2.社会の基準に合致
文字を書く手順、道路の通行ルールなど、社会の多くは右利きを
基準に設定されています。これによって、右利きは社会生活を
スムーズに送ることができます。

3.学習環境の適応性
学校の教室や体育の授業など、学習環境も右利きを基準に設計
されています。そのため、右利きは学習環境に適応しやすいと
言えます。

4.教える人もほとんどが右利き
右利きが大多数なので、当然教える人も右利きが圧倒的に多い
です。箸を持つ、字を書く、ボールを投げるなど基本から見て
そのまま真似ることができます。

5.誤解を受けにくい
左利きは、右利きが主流の社会で「違う」動きをするため、
誤解を受けやすい面があります。しかし、右利きはそのような
誤解は受けにくいです。

「そんなことはありませんよ」PART２

いえいえ、左利きさん。そんなことはない、と右利きからの反論を

推察してみました。

1.商品の選択肢が豊富

確かに、多くの商品は右利きを基準に設計・製造されています。しかし、
逆に左利きの人々にとっては、自分たちだけの特別な商品を見つける
楽しみがあるとも言えます。また、最近は左利き用の商品も増えています。

2.社会の基準に合致

社会の多くの基準が右利きを基準に設定されていることは事実ですが、
左利きの人々にとっては、独自の視点や解決策を見つける機会となります。
創造性や問題解決能力を高めるチャンスでもあります。

3.学習環境の適応性

学習環境が右利きを基準に設計されていることは確かですが、左利きの
人々にとっては、自分自身の方法を見つける機会となります。自己学習
能力や自己調整能力を高める可能性があります。

4.教える人もほとんどが右利き

教える人が右利きであることは事実ですが、左利きの人々にとっては、
多くの動きを頭の中で反転させてイメージさせます。必然的に空間認知の
能力を高めている可能性があります。

5.誤解を受けにくい

左利きの人々が誤解を受けやすいというのは一面的な見方かもしれません。
左利きの人々は、自分たちの方法で物事を行うことで、他の人々に新たな
視点や考え方を提供することができます。

似ている「左利き」と「ずるい」

昔はネガティブだけ

「ずるい」という言葉は、もともと「狡い」という漢字で書かれて

いました。この漢字は、「自分の利益のためにうまく振る舞う、正しい

道から外れることを意味しています。したがって、「ずるい」という

言葉は、古くからネガティブな意味で使われてきました。

今はポジティブな意味も

時代とともに価値観の多様化が進み、「ずるい」が卑怯な行為であると

一方的に判断する見方が薄れてきました。具体的にはこのような変化が

あったと考えられます。

・個人主義が尊重されるようになった

・「弱肉強食」から「互助」への価値観の移行

・少数派への寛容性や包含の精神が高まった

・「ずるさ」は魅力の一つとも受け止められるようになった

などの要因で、「ずるい」が腹立たしさを含んだ否定的な意味合いから、

むしろ「上手なやり方」といった 羨望の念を含む言葉へと変化したの

ではないかと考えています。

新しいポジションの獲得

「左利き」も「ずるい」も、かつて否定的で敬遠されるものでした。

しかし、時代は変わりました。

個人の主義・主張が尊重されるようになり、自分の思いや考えを

伝えるツールが手短に使えます。そうした中で、左利きやずるい

という言葉は、新しい意味を持つようになりました。

左利きは、普通とは違う視点や感性を持ち、個性的な表現や行動を

起こす人々の意味を持ちました。

ずるいは、ルールや常識に縛られず、自分のやりたいことを実現

するために、柔軟に戦略や手段を使う意味を持ちました。

「左利き」も「ずるい」も、いまやネガティブなものではなく、

魅力的で効果的な印象のイメージを得ました。社会の中で確実に

新しいポジションを獲得しつつあります。

「左利きはずるい？?どうして？そこを深掘り!」まとめ