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デメリットに対処して、フロントオープンを賢く選ぶ
せっかくフロントオープンのスーツケースを選ぶのなら、「失敗したくない」「後悔したくない」ですよね。
そのためにはご存じのメリットだけでなく、デメリットについてもよく知ったうえでないと、なかなか決断しにくいのは当然です。
このブログ記事では、デメリットをしっかり確かめしながら、同時にその対処法もお伝えします。
それらを踏まえた上で、あなたの出張や旅行に最適のパートナーとなりえる、フロントオープンのスーツケースをご紹介したいと思います。
場所に時間にムダのない、フロントオープン

フロントオープンの2大メリットは「省スペース」と「省タイム」です。
極める省スペース
フロントオープンのスーツケースは、狭い場所でもメイン収納にアクセスできるのが最大の魅力です。ホテルのロビーや空港のラウンジなど、スーツケースを全開にするスペースがない状況でも、前面の開口部から荷物の出し入れが可能です。縦置きのまま使えるため、スペースを有効活用でき、特に限られた空間でのパッキングや整理に役立ちます。
極める省タイム
移動中や必要な時に荷物へ素早くアクセスできるのが最大のメリットです。フロントポケットを開けるだけで、PCやタブレット、書類、ガイドブック、飲み物など、すぐに取り出したいアイテムにアクセスできます。これにより、スーツケースを広げる手間や、奥の荷物を取り出すために時間をかける必要がなくなり、移動中のストレスを大幅に軽減します。
高機能・高品質なスーツケース
フロントオープンのデメリット5つ

フロントオープンの主なデメリットは5つ。特に注意が必要なのは、「バランスの不安定」と「耐久性への懸念」です。しっかり深掘りしながら、その他のデメリットについてもお伝えします。
バランスの不安定

フロントオープンタイプの最大のデメリットは、荷物の入れ方によって重心が不安定になりやすい点です。
なぜバランスが悪くなるのか?
従来の左右両開きのスーツケースは、中央で荷物の重さが均等に分かれやすく、重心が中心に保たれやすい構造です。
一方、フロントオープンタイプは、本体の「メイン収納部」とフタ側の「フロントポケット(収納部)」に分かれています。このフロントポケットにノートPCや書籍、液体類などの重いものを入れると、重心が前方に大きく偏ってしまいます。
この結果、以下のような問題が発生しやすくなります。
転倒:少しの傾斜や振動で前に「おじぎ」をするように倒れてしまう。特に電車の中やエスカレーターなどで危険です。
走行の不安定化:走行中にふらついたり、意図しない方向に進みやすくなったりします。
持ち上げた際の負担増:階段などで持ち上げる際に、偏った重さが腕に余計な負担をかけます。
耐久性への懸念

フロント部分に開口部があるため、両開きのスーツケースに比べて構造的に強度が劣るのではないか、という懸念があります。①ボディ面 ②内装面 ③ファスナー面 の3点に分けて、詳細に見てみます。
①ボディ面
フロントオープンのスーツケースは、ボディの前面が大きく開閉する構造のため、通常のスーツケースに比べてボディ自体の剛性が損なわれる可能性があります。
構造的な弱さ: 通常のスーツケースが一体成型に近い構造であるのに対し、フロントオープンタイプは開口部が大きいため、ボディを構成する素材自体の強度が高くても、衝撃が加わった際に歪みや破損が生じやすい傾向にあります。特に、ヒンジ部分や開口部の周囲に負担がかかりやすくなります。
素材の選択肢の制限: 強度を保つために、必然的にある程度の厚みや剛性のある素材(ポリカーボネートなど)が選ばれがちですが、それでも開口部があるため、薄い素材や柔軟な素材では耐久性に問題が生じやすくなります。
荷物の偏りによる負荷: フロント部分に荷物を詰め込むことで、ボディ全体のバランスが崩れ、重心が偏ることで、特にキャスターやハンドル部分に過度な負荷がかかりやすくなる可能性があります。
②内装面
フロントオープンの構造上、内装にも独自の耐久性に関する懸念点が存在します。
フロントポケットの内装素材の摩耗: フロントポケットは頻繁に開閉し、特にパソコンや書類など重いものを出し入れする機会が多いため、その内装素材が摩耗しやすい傾向があります。
仕切り板や固定バンドの劣化: メイン収納部とフロントポケットを隔てる仕切り板や、荷物を固定するためのバンドは、使用頻度や荷物の量によって負荷がかかりやすくなります。
収納スペース間の摩擦: メイン収納部とフロント収納部の荷物が、スーツケースの移動中に互いに摩擦し合うことで、内装素材が傷んだり、内容物が破損したりする可能性があります。
③ファスナー面
フロントオープンのスーツケースにおいて、ファスナーは最も耐久性が懸念される部品の一つです。
繰り返し使用する負荷: フロント収納部を頻繁にアクセスするため、ファスナーには大きな負担がかかります。特に開閉時に大きな負荷がかかります。この部分の生地やエレメント(歯)が劣化しやすく、最終的に破損につながる可能性があります。
衝撃によるファスナーの損傷: 空港での預け入れ時など、スーツケースに衝撃が加わった際に、ファスナー部分に直接的な力がかかり、エレメントの破損、スライダーの変形、布地の裂けなどが起こる可能性があります。
メイン収納が小さめ
フロントオープンの構造は、メイン収納スペースに影響を与えるため、以下のような懸念点が生じます。
フロントオープン機能を実現するためには、ボディ前面に独立した収納スペース(フロントポケット)を設ける必要があります。必然的にメイン収納部の容量を犠牲にして確保されるため、メイン収納部の容積が小さくなる傾向があります。
防水性が気になる
フロントオープン部分の構造は、スーツケース全体の防水性能に影響を与える可能性があります。
フロントポケットはその構造上、メイン収納部よりも防水対策が手薄になりがちです。ファスナーは構造上、生地やボディに比べて水の浸入を許しやすい部分であり、特に雨天時や水濡れの可能性のある場所では、水が浸入するリスクが高まります。
価格が高め
フロントオープンのスーツケースは、その機能性や構造上、通常のスーツケースよりも価格が高くなる傾向があります。
フロントオープン機構を実現するためには、ボディの設計が複雑になり、通常のスーツケースよりも多くの部品(ファスナー、ヒンジ、独立したポケットの裏地など)が必要になります。これにより、開発・製作コストが増加します。
デメリットにはこう考え、こう対処する

フロントオープンの主なデメリット5つに対する対処法をまとめてみました。
「バランスの不安定」対処法

「パッキングの工夫」と「スーツケース選び」の2つの観点から対策をご紹介します。
- パッキングの工夫
重心を中心に寄せる:ノートPC、タブレット、本、モバイルバッテリーなど、重さのあるものは必ずメイン収納部の背面側に置きます。 これにより重心がスーツケースの中心に集まり、安定します。
フロントポケットの役割分担:フロントポケットには、パンフレット、チケット類、充電ケーブル、薄手の本など頻繁に出し入れする、軽くて薄いものを入れましょう。
パッキングキューブの活用:衣類などをパッキングキューブでまとめることで、荷崩れを防ぎ、メイン収納部内で重い荷物を適切な位置に固定しやすくなります。
- 適切なスーツケースを選ぶ
PCポケットの位置を確認する:PCポケットがメイン収納部との仕切り部分(背面側)に設置されているモデルを選びましょう。これにより、PCを入れても重心が前方に偏りにくくなります。
走行安定性の高いキャスターを選ぶ:ダブルキャスター(ひとつのキャスターに2個のタイヤ)や、径の大きい大型キャスターは、走行時の安定性が高く、多少の重心の偏りもカバーしてくれます。
キャスターストッパー機能付きを選ぶ:車内や坂道で不意に転がったり倒れたりするのを防ぐ「キャスターストッパー」が付いているモデルは非常に安心です。
「耐久性への懸念」対処法

ボディ面:耐衝撃性の高いポリカーボネートなどの素材から選びましょう。また、ボディとフロント部分の接合部がしっかりしているか、ヒンジ部分が頑丈な造りになっているかも確認しましょう。
内装面:摩擦に強いナイロンやポリエステル素材で、厚手の裏地が使われている製品を選びましょう。特にPC専用ポケットは、安心できる素材を使用しているかチェックしましょう。
ファスナー面:開け閉めの回数が頻繁なフロントオープンなので、YKKなど実績と信頼の高いメーカー製のものが安心です。可能であれば、止水ファスナーを選びたいですね。
また「バランスの不安定」対処法の「パッキングの工夫」は内部からスーツケースの耐久性を高めます。
「メイン収納が小さめ」対処法
確かにフロントオープンではメイン収納部は小さめになります。ですので、衣類は圧縮袋に入れてスペースを広げる、折り畳み可能なサブバッグを常備しておくなどで対処できます。フロントポケットがメイン収納部と完全に仕切られている「独立型」よりも、内部で繋がっている「一体型」の方が、大きな荷物を柔軟に収納できます。
「防水性が気になる」対処法
フロントオープンの防水性対策として、ファスナー部分に防水スプレーの使用、あらかじめ雨天と分かっている場合はスーツケース用防水カバーの使用があります。また、雨の中や水たまりの近くなど、水濡れの可能性がある場所でのフロントポケットの開閉を避けるようにします。
「価格が高め」対処法
セールやアウトレット、型落ちを狙う手もあるのですが、必要な機能を見直すことで、リーズナブルなスーツケースを手に入れられます。また製作工程を考えると、一般的なスーツケースより価格が高めになりやすく、納得感も出てきます。
おすすめします!MAIMO《STAND U –スタンドユー》

「STAND U」は、MAIMOの基本機能をすべて備えたスタンダードモデルです。1泊から3泊程度の短期出張向きのSサイズや、1週間以上の出張や海外旅行に適応したLサイズが人気です。
STAND U -スタンドユー
すぐれたバランス感覚
「STAND U」は抜群のバランス感覚を持つスーツケースです。パソコン専用のポケットが本体側に配置され、パソコンを収めたときの重量バランスも安定しています。直径の大きいキャスターはダブルキャスターでしっかりと本体の重量を受け止め、走行も偏りなくスムーズです。さらにキャスターにはストッパーが付いており、急な発進や転倒に対応しています。
長く使える耐久性
「STAND U」のボディは、ポリカーボネート100%素材を採用しています。外部衝撃に強く、耐圧400㎏でありながら、しなやかな素材です。内装もPC収納用クッション大型ポケットなど多くのポケットは素材も縫製もしっかりしており、仕分けのしやすさが荷物の収納性を高め、スーツケースの耐久性にもつながっています。また頻繁に使うファスナーの品質も抜かりありません。
省スペース&省タイムを極める
スーツケースを立てたままノートPCや書類、小物などをスマートに出し入れできます。さらに嬉しいのは、フロントポケットからメイン収納にアクセスできるので、いちいち全開にする必要がありません。パッと開いてサッと出し入れできます。空港のラウンジやホテルのロビー、移動中の待ち時間でもすぐに仕事に取りかかれます。
出張をサポートする豊富な機能
「STAND U」はその他にも出張をサポートしてくれる機能が過不足なく揃っています。
・スペア付きキャスター
・2口のUSBポート
・TSA008タイプのロック
・1cm単位で調整できるキャリアバー
・持ちやすいオリジナルハンドルetc.
特にお伝えしたいのが、「品質試験」です。業界平均の約2.5倍・20項目の圧倒的な試験数で、利用者の安全と快適を実現しています。
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さらに詰め込めるMAIMO《STAND U plus-スタンドユープラス》

「STAND U plus」は、「STAND U」の全機能はそのままに、業界最大級の8cmマチが広がる拡張機能を追加したモデルです。出張だけでなく旅行にも頼もしい収納力を持っています。
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ファスナー一つでマチが8cm広がり、収納容量が30%アップします。出張先で急に資料やお土産が増えても、手荷物を増やすことなくスマートに収納できます。拡張機能がある分、「STAND U」に比べて若干重量が重くなり、価格も少し高めに設定されています。
STAND U plus -スタンドユープラス
場所をとらない、時間をとらないスーツケース

フロントオープンのスーツケースはビジネスでの出張に最適なだけでなく、旅行や移動にも便利です。
特にMAIMOの「STAND U」「STAND U plus」はコスパもタイパもすぐれた、おすすめしたい1台です。
フロントオープンのデメリットを中心にくわしくお伝えしましたが、場所をとらない、時間をとらないスーツケースとして、ぜひ一度ご検討になってください。

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