フツーに売っている財布はほとんど
右利き用です。「右利き」とわざわざ
書いてありません。当然のことなので。
だから私たち左利きも右利き用の
財布をずっと使い続けていました。
「使いにくい」「不便」と思う人は
多かったでしょうが、私のように
気にも留めなかった人間もいます。
器用だから?とんでもない!その
反対ですごく鈍感だったからです。
でも左利き用の財布があちこちで
見かけるようになって、左利きには
やっぱり便利な財布となっています。
左利きはどうして財布が使いにくいのか
財布は基本的に右利き用のみ
財布は基本的に左手で持つのがデフォルトに
なっています。なぜなら大事なお金の受け
渡しは利き手である右手で確実に行うから
です。世の中の9割が右利きなので、左利き
から強い不満が出て来ない限り、だれも気に
留めていませんでした。
左利きも右利き用の財布を使う
左利きは世の中の右利き仕様に自然と
合わせる習慣が身についていますので、
不満も大きくはなりませんでした。
不満を言う前に、右利き用を使える
ようになるんですね。
使いにくいと感じる左利きがいる
私のように雑で鈍感な人間は別として、
左利きの中には財布を使いにくいとずっと
思っていた人も一定数いるのです。
いくつか使いにくい箇所があるのです。
財布を広げると、左側にカード、右に小銭
二つ折り財布で多く見られるのは左側に
カード入れ、右側に小銭入れがある
パターン。左利きだと頻繁に使う
小銭入れの方が左手からは遠くに
なるため、不便を感じるようです。
またカードも取り出すのに少し時間が
かかったりします。
長財布ではカードが落ちそうになる場合も
長財布では札口が左側になっています。
上部はカード入れが配置してある場合に
左利きだと右側に札口をもってくるため、
180度回すようなります。カード入れは
逆さまになるので、現金で支払うときなど、
カードが飛び出てしまうおそれがあります。
ファスナーも遠くから近くに
財布のファスナーは遠いところから
近いところへ引っ張ってくるのが使い
やすいのですが、左利きが使うと、
近いところから遠いところへファスナーを
引っ張るようになり、不便を感じる
場合があります。
ラウンドファスナーやL字型ファスナー
ラウンドファスナー(コの字型ファスナー)や
L字型ファスナーは左利き、右利き関係なく
スムーズに開閉できます。ただし左利きでは
財布の表と裏がひっくり返るので、財布を
開いたときの内部が逆になる不便が生じます。
なぜ左利き用の財布が少ないのか
左利き用の財布が少ない3つの理由
1.左利きが少ない
左利きは全体の1割です。当然、左利き用の
財布は少なくなります。大量生産による
需要が見込めない点があります。
2.コストがかかる
左利き用の財布を製作するには製造ラインの
設定を変更したり、新たな金型の作るなど
コストが高くなる点があります。
3.不便を特に感じない
私もそうなんですが、ずっと右利きと
意識せずに財布を使ってきたので、
左利き用を特に求めることがない点です。
メーカーとの距離、近くなる
左利きの財布がいろんなメーカーから
発売されるようになった背景の一つに、
「左利きの財布はありませんか?」の
問い合わせが増えてきたことが挙げ
られます。
価値の多様化、ITの進化によるメーカーと
消費者の直接コミュニケーションが容易に
なった点などが理由と考えられます。
左利きはマイノリティとはいえ、10%って
小さくはない数字です。左利きが左利きの
グッズやアイテムを選べるのは、いいですね。
左利き用の財布をご紹介
ここで左利きにうれしい財布を
5点紹介します。
薄い財布 abrAsus
左利き用 薄い財布小さい財布 abrAsus
左利き用 小さい財布Jinbado二つ折り財布
ABIES(アビエス)・二つ折り財布
statusy(ステータシー)・ il modo (イルモード)
左利き用財布の口コミ
左利き用財布の好評価3点
左利き財布の口コミを集めてみました。
ユーザーが評価している点は主に
この3つです。
1.向きを反対にしてお札を取り出す必要がなくなった
2.小銭やカードがストレスなく取り出せる
3.ファスナーは右から左に引くので開けやすい
右利きで左利き用財布を使用している人も
左利き財布の方が使いやすいという方も
いらっしゃいました。お札は左手で
受け渡すためという理由でした。
がま口タイプの財布を利用する男性も
私のように古い人間ですとがま口の財布=
おばちゃんの固定概念がこびりついていて、
崩せそうにないのですが、若い人たちの
中にはこだわりなく使う方もいました。
がま口タイプはほぼ対称形なので、どちらの
利き手でも使いやすい財布です。
自分の性格やライフスタイルに合う財布選びを
財布は基本的に生涯ずっと必要となる
ものです。自分にマッチする財布をすぐ
見つけることは難しいかもしれませんが、
見つかる可能性はますます高くなって
います。私のような雑でめんどくさがりの
人間でも、財布を買うときはデパートで
目を凝らして選び出しました
(右利きの財布でしたが…)
キャッシュレス化が進んでいますが、
まだまだ財布は生活の必需品です。
ぜひ買ってよかったと思える
財布を見つけてください。
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